HUGHOME Co., Ltd.

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Interview | 2022.03.12

【インタビュー vol.01】In the pocket 施主様 インタビュー

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Takatsu

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HUGHOME高津さん X お施主様 宍倉さまインタビュー



— HUGHOMEさんと宍倉さんの出会い、家を建てることにした理由をお聞かせ下さい。


宍倉:注文住宅を建てたいと思っていて探しているとき「埼玉で家を建てる」という冊子で見つけました。私は川口市出身で、HUGHOMEさんは木曽呂で、近いなというのもあってまず話を聞きに行ったんです。そしたら話が止まらなくて(笑)。3時間くらい話をした後に、近くにある他のお施主さんのお宅に連れて行ってもらいました。たぶん帰ったのは夜の10時くらいだったんじゃないかな(笑)


高津:その頃は事務所も小さくて、まだお客さんにお見せできる施工事例がたくさんなかったので、それまでのお客さんの家がモデルルームみたいな感じでした。何十組連れて行ったかわかんないくらい(笑)。その後、都内の見学会に来ていただいた帰りに玄関先で「HUGHOMEさんで新築をお願いしたい」と宍倉さんから言っていただいたんですよね。


宍倉:正直、最初の打ち合わせからもう決まっていたんですけどね。もう、ここだな!と。こちらが言っていることを分かってもらえるし、お洒落だし、高津さんの熱意が半端ないなと思って。「自分の建てた家が超好きなんだな」というのが伝わってきて、そこですね、僕と妻がやられたのは(笑)


高津:自然素材に囲まれて暮らすことに憧れと期待を持っていらっしやったので、HUGHOMEの真新しすぎず、懐かしい感じというのが、ご夫婦の感性にフィットしたんでしょうね。一つ一つ使う素材についてご説明しながら、木の素材感と性能の高さを兼ね備えた家を作れるというのがよかったんだと思います。



以前は国産のアルミ樹脂サッシをお使いでしたが、アンダーセンに切り替えた理由は何だったんでしょう?


高津:当時、アルミ樹脂サッシで連段窓をやっていたんですが、フレームのゴツさや無機質な感じが気になっていました。他のサッシも探していましたけど、いいものが見つからなかったタイミングで上野住建の佐藤さんがアンダーセンを紹介してくれたんです。佐藤さんの仕事に対しての熱意にも感じるところがあって、UENOさんとなら可能性の幅が広がっていくんじゃないかなと直感的に思いました。玄関ドアや床材など欲しいものが一気に揃うし、UENOさんの素材を使えば新しいHUGHOMEのテイストが作れるなと思いました。だんだん、アンダーセンじゃないと嫌だとおっしゃるお施主さんも増えてきましたね。


— サッシは建具なのでお施主さんが選ぶというのは敷居が高いと思うのですが?


高津:窓って建物の顔みたいなもので、それによって表情が豊かになると思っています。人でいうメガネみたいな。アンダーセンはアメリカ製なので機能面がどうかなと感じていましたけど、樹脂コーティングなどは意外と日本の風土に合っています。実際に使ってみて、メリットとデメリットを研究していこうと思っていましたが、思った以上にメリットが多くて、今でも継続して使い続けていますね。国産のアルミ樹脂サッシを使ったこともあるけど、日当たりが良いところでは窓が反って隙間が出来てしまったりして、国産だからといって、それだけですごく良いものとは限らないなと思いました。アンダーセンの窓はアフターメンテナンスの部分でもUENOさんにしっかり対応してもらえるので、安心して使うことができますね。素材から人と人のつながりが生まれて、それに対してその素材のファンも広がっていくというのが、僕の大切にしているストーリー性にすごくフィットしているんですよね。なので自信を持ってお勧めしています。「木の窓」というのが、暮らしの豊かさにマッチしますよね。

「え?でも本当に使えるの?」みたいに感じる人もいるけれど、それが本当に自分の家に使えるっていう。それが豊かさですよね。


光や風を通す窓としての機能だけではなくて、インテリアの一部になる。
それが「木の窓」アンダーセンの一番の魅力。



― 実際の使い心地はいかがですか?


宍倉:最初は開けるときの重さにびっくりしました。今まで使っていたアルミサッシに比べて。でも断熱性が高いし、暮らしはじめてみて、この窓はなくてはならない存在だと思いましたね。


― グライディングパティオドアの上のフィックスは、宍倉さんのために特注しましたよね。


宍倉:確かに、最初のプランのときはなかったですね。すごい!!


高津:アンダーセンは細かいカスタムができるのがいいですよね。掃き出しの窓って、ただ出入りするだけの窓になりがちですけど、上に欄間(フィックス)をつけてあげることで、よりインパクトが出てデザイン性が上がりますよね。


— HUGHOMEさんはデザインの特徴で連段窓をよく使われます。


高津:白くて面積が大きい外観で窓がひとつだと単調で寂しく見えてしまうので、段窓にすることによって絶妙なバランスになるんですよね。ふたつあることによって、顔が引き立つというか。あとは開け方で風の送り方を考えて。


― 窓のサイズや位置関係についても教えて下さい。


高津:ここは南向きですけど、近くにマンションがあって目線も気になると思ったので、窓の位置をわざと少し窪ませています。天窓をつけて、室内で開放性と明るさを確保しています。実際は各部屋に600mm四方の最小限の窓しかついていません。反対にリビングは大きい窓をつけて中に引き込ませています。



― 実際住んでみてどうですか?今カーテンを開けてらっしゃいますが、普段もそうなんですか?


宍倉:カーテンはいつも開けて、外のことを気にせず家にいますね。


高津:ドッグランできるお庭というご希望があって、リビングのつながりにはこだわりを持っていらっしやったので、ワンちゃんやお子さんが出入りしやすいっていうのも重要でしたね。外なんだけど、屋根があってリビングに近いテラスになっています。


― 木部の塗装やフレームについてはいかがですか?


高津:基本的に木部は同じ色にまとめたいので、床と合わせて色を決めます。アンダーセンに合う色をブレンドして作っています。フレームは、最近フレームレスで使われる方も多いですが、僕は窓枠をつけて窓を引き立て、ほどよい存在感を出したいですね。厚みを20mmのゴツくならない程度にして、額っぽく見せているのがこだわりです。


結露はしますか?


宍倉:冬場の朝は寝室の窓で若干します。でもガラスの隅に水泡ができる程度なので、全然気にならないです。


HUGHOMEさんは高所などに開口を無駄に大きくとらないですよね。


高津:掃除するときに、手が届かないですよね。生活する人の暮らしをイメージして、そこは掃除が簡単に行き届くように考えて設計しています。


HUGHOMEさんの考えるアンダーセンの一番の魅力は何ですか?


高津:光や風を通す機能だけではなくて、アンダーセンはインテリアの一部になるんです。それがあるだけでイコール、お洒落、豊かさ、温もりとか、そういうものが全部が伝わってくる窓ですね。海外の住宅を見ると、窓の存在感があるなと思いますよね。家具を取っ払ったときに残るのは窓と壁と天井と床なので、窓のデザイン性は重要なんだと思います。あと樹脂被覆も決め手ですね。日本は雨が多いですが、樹脂被覆ならメンテナンスをしなくてよいので。網戸も外しやすいし、標準装備でついているのがいいですよね。



※こちらのインタビュー記事は上野住宅建材株式会社(UENO JYUKEN)様の「Andersen Catalog Book」より抜粋しております。


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高津久嗣

Hisatsugu Takatsu

(有)ハグホーム代表取締役。前身である(有)高津工務店は1932年創立。2009年、以前より自社ブランドHUGHOMEとして活動していて、お客様にも定着していた(有)ハグホームに社名変更し、代表に就任。設計から施工管理まで一貫し、造作家具や照明プランまでをトータルプロデュースする。上質な自然素材と普遍的なデザインをミックスした空間はどこか懐かしい雰囲気を感じさせ、クライアントのライフスタイルに合った住空間をオーダーメイドで形にしている。素材・環境・性能・デザイン、あらゆる角度から「居心地のよい自分らしい暮らし」を追求した注文住宅を提案している。